ユーリ!!!on ICE の劇場版についての続報です。
9月の過去記事を書く際に訪れた、劇場版公式サイトには 2019年ROADSHOW とあったので、
「じゃあ、テレビ朝日系列のアニメだったから、GPFの頃の公開になるのかな?」
「それにしては、ちと、情報が少なすぎるな」
などと思っていたのですが、
「そういえば、もうGPファイナルになっちゃうじゃん」
と、公式サイトをのぞいてみたら、以前はなかった 公開延期のお知らせ が!
本年に公開を予定しておりました「ユーリ!!!on ICE 劇場版 : ICE ADOLESCENCE」は、当初の計画より大幅な作品内容のスケールアップを図るため、公開を延期することになりました。
今後の公開予定に関しては、未定。決まり次第の報告となるようです。
「大幅な作品内容のスケールアップを図るため」って、なんでしょうね~。
私が勝手に予想すると、
- TV版ではすべてのスケーターのSP,FSプログラムを宮本賢二さんが振り付けていたところを、劇場版では複数の振付師に依頼した。
- 男子シングルにプラスして、アイスダンスやペアといったカップル競技を物語の中心に置いた、TV版とはかなり異なるアプローチの作品となる。
- 純粋に描きたいことが多すぎて、3部作になる。
と、こんなかんじです。(笑)
中でも、1. が一番、現実的かなと思います。大変でしょうが。
たとえば、ステファン・ランビエールさん振付のヴィクトルの滑りとか、激しく見たい。アニメーションでどこまで個性が出せるのか分かりませんけど。
シェイ=リーン・ボーンさん振付のユーリの滑りとか。
そういえば、BDの特典映像が、宮本賢二さんによる各キャラクター演技の振付動画。それを見たいがために、アニオタの知り合いにBD借りましたね~。
ランビエールさんのアテレコ映像も楽しかったおぼえ。デニス・ヴァシリエフスくんも何故か付き添い(?)でスタジオにいたような。(^-^;
私的には、2. が一番、お願いしたい。
国別の団体戦がメインの物語とか、激しく見たい。
そうなると、アニメーションでアイスダンスやペアの滑りも描かないといけないから、難しすぎるかぁ。
絶対、物語として面白くなるでしょうし、ユーリ!!!on ICE のコンテンツの力で、カップル競技も盛り上がるだろうから、ぜひ!
TV版 ユーリ!!! on ICE は、たとえアニメでも、現実から乖離しないリアルな、でも、現実よりも少し進化しているフィギュアスケートを描くことを作品世界の柱として製作されたようですが、現実の方がどんどん進化していった感は否めない。
ワールド5連覇中のヴィクトル・ニキフォロフは、
「代名詞と言われる4回転フリップを含む4種類の4回転をフリーに入れることが出来る技術力に併せて、自らも振付する才能を持つ。」
これ、ネイサン・チェン選手を彷彿とさせるし!
今シーズンは、4回転ルッツのコンビネーションをけっこう普通に跳んじゃう、女子出てくるし!
複数の練習拠点を巡って新しいコーチを探す旅をし、でもまずはコーチ付けずに一人キスクラ。思うような演技が出来なかったにもかかわらず、一際大きな観客の拍手と声援に 「感謝と言葉には表せない感情」で 涙する、創造の上をいっちゃう物語を見せる選手がいたりね。(←UNO!!! on ICE 笑)
サブタイトルの ICE ADOLESCENCE から、ヴィクトルの幼い頃からいかにレジェントになったかのスケート半生を描く説が有力でしょうが、TV版製作当時よりも進化、変化したフィギュアスケート界も、きっと物語に組み込まれることでしょう。
スケールアップした作品を楽しみに待ちま~す。
2019/11/06